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WALKMAN Z シリーズを買ってしまいました(一応レビュー記事です)

火曜日は午前中は自動車学校の教習に行き、一度昼飯を食べに家に戻り、また午後教習に行き、さらにその足でヨドバシカメラに行くという結構アクティブな1日でした。

で、買ってきたのがこのSONYのWALKMAN Z1060

以前書いた記事での議論が一つの結論を得たことになります。

まだ2日ほどしか触ってないのですがせっかくなのでレビュー的な記事を書きたいと思います。
多分後半はSONY批判の話になると思いますが、個人的には満足しているということは断っておきます。

まずこのWalkman Zシリーズについて説明しておきますと、Walkmanというブランド名ながらもAndroid2.3をOSとして採用し、Tegra2というタブレット向けのデュアルコアプロセッサを搭載し、インターネットのブラウジングやアプリの追加・起動など、スマートフォンライクな利用が可能な端末です。
要はAndroid版のipod touchといったところです。

ただ発表当初から賛否両論の端末で、現在価格comのレビューなどを見ても端末の良しあしについて意見が分かれています。当初は価格設定、端末のサイズなどに対する批判が多く、発売後の現在では不具合に関することがよくいわれている気がします。

買った人の多くは肯定的な評価をしているわけですが、肯定しつつも一方で「人を選ぶ端末」と万人受けする端末ではないことを指摘している人が多いようです。

僕としても個人的な満足度でいえば今のところかなり高いのですが、あまり万人にお勧めするような機種ではないかなと思っています。以下はその理由です。

Android端末としての性能は非常に高い
タブレット向けのデュアルコアのプロセッサーを採用していることもあってかAndroid端末としての性能は非常に高いです。Android端末のCPUなどの基本性能を数値化してくれるベンチマークアプリとしてQuadrantというアプリがあるのですが、そのスコアをネットで探してみたところ最高で2324という数字がありました。これがどのくらいかというとこのサイトに出ている数字と比較するとわかりやすいかと思います。
2010年冬の代表的なもモデルのGALAXY S が1000~1500程度、2011年春夏の代表的なモデルであるXreria acroが1400程度、同時期のGALAXY S IIが3000以上といったところです。
デュアルコアのプロセッサーを搭載した端末が格段にスコアが跳ね上がる傾向にあるみたいですね。

とにかくCPUなどの基本性能は高く、あと一歩で最新のスマートフォンのハイエンドモデルに匹敵するレベルです。昨年の夏以前のモデルや、最新の端末でも普及帯のモデルには圧勝と考えていいでしょう。
おかげでWebサイトの閲覧は非常に快適です。この辺の動画を見てもらえてば伝わりやすいと思います。表示速度はPCと比べても遜色ないです。Flashを多用したサイトでもフリーズなどは起こりませんでした。スクロールについてもiphoneなどのような指に吸いつく感じはありませんが、十分な反応のよさだと思います。

僕の購入目的は第一にWebサイトの閲覧でしたから、この点だけでも買ってよかったと思います。


バッテリー、不具合、デカさなどに不満が多いようですが…
価格comのレビューや2chの反応を見てみると、バッテリーの持ちの悪さや不具合の多さ、あと端末のサイズに関する批判が多い気がします。
バッテリーの持ちの悪さについては、まだあんまり使ってないので何とも言えません。あまり長く持つという印象はないですが、機能の高さからすればこんなものかなといった感じであまり深刻には思ってないです。しかし今後いろんな機能を使っていく上で不満は出るかもしれません。

不具合については今のところないです。とはいえ多数の不具合が報告されていることを考えると、今後ないとは考えられないかなと思います。やはり複数のアプリを起動していて更に音楽を再生したりしているときなどに多いと思うので、今後使い込んでいくうちに発生する可能性は高いかなと思います。
ネット上の書き込みなどを見ると、ちょっとしたフリーズだけでなく購入直後から起動不能にななるなどの、ただちに新品と交換となるような事例も報告されているので、その可能性も考えて購入したほうがいいかもしれません。僕もオンラインでなくわざわざヨドバシまで足を運んだのはその辺の理由が大きかったりします。

そしてデカさ。4.3というディスプレイサイズはスマートフォンなどと比較しても大型の部類に入るので、このサイズのディスプレイを搭載した時点で「デカい」というような評価は仕方ないかと思います。ま
とはいえ4.3型という画面サイズの是非は別にしても、少し図体がでかすぎる気がします。画面の縁も広めなので、画面サイズ以上の図体のでかさを感じます。重さで言うと、画面サイズが同じくらいのGALLAXY S 2が120gでWALKMANが156gらしいです。正直言って「36g何に使っているの?」って思ってしまいます。図体がデカいのは結構なのですが、その体積や質量が何に活かされているのかがわかりません。その辺の作りこみは甘いと思います。
使用していく上での話をすると、片手での使用は困難です。スクロールくらいなら出来ないこともないですが、よほど手の大きな人でなければ両手で使用するのがスタンダードだと思います。
携帯するときの持ち運び方にも工夫が要るかもしれません。


個人的な要望はそれなりにある
これはつけてほしかったといった機能はいくつかあります。

まずカメラ機能。スマートフォンライクな利用を考えている人からするとこれがないのは痛いです。
スマートフォンのメリットとして高画質な画像を撮れるだけでなく表示したり編集したり送信したりといった利用がしやすいという点があります。
ガラケーにも高画質な写真や動画が撮れるものはありましたがスマートフォンに比べると撮影後の利用は制限されていたと思います。画像の編集はスマートフォンほど自由にはできす、送信する際も画像サイズを小さくする必要があります。
スマートフォンの代わりにこの製品を買った人からすればその辺のメリットは享受したかったと思います。

あとAOSSによる無線LANの設定に対応していないのは非常に不便でした。BAFFALOの無線LAN親機を使用しているユーザーからすれば受信側がAOSS対応であるのが前提のようなものですので、結構面倒な作業でした。出来ないことはググるというような習慣がない人には少し厳しいんじゃないかと思います。PSPやPS3が対応していたことを考えても対応すべきだったんじゃないかと思います。AOSSに対応させるのが困難であるなら話は別ですが、BAFFALOからAndroid向けのAOSS設定アプリが公式に出ていますので、それをプリインストールしてくれればよかったのにって思います。

あとはUSBケーブルが独自仕様であること、microSDカードなどの外部メモリに対応していないことも不満といえば不満でした。これらに関してはそれはそういうものですとしか言われればどうしようもないので、贅沢な不満かも知れませんが。


コンセプトのはっきりしない端末… ソニーの今後取るべき方向性
最後に総評的なことを書きたいところですが、それがなかなか難しいです。
というのもこの端末の位置づけやコンセプトがよくわからないからであります。

従来のWalkmanシリーズの延長上に考えるのであればバッテリーの持続時間は致命的ですし、図体のデカさも気になります。インターネット接続などをおまけに考えて、よりコンパクトでバッテリー持ちのいいの端末を作った方が受けが良かったのではないかと思います。逆にカメラ非搭載などについては当然といえるかもしれません。
一方でAndroid端末、スマートフォンの代替機器と考えるのであればバッテリーの持続時間よりもCPUなどの性能を上げてブラウジングの快適さを追求してくれて正解だったと思います。ただそうなるとカメラがないことなどは不満です。画面の解像度ももう少しないと、細かい文字などがきれいに表示されません。
もっとわかりやすくiPod touchの対抗端末と考えるのであれば、図体のデカさは適切でないと思います。売り場的にこのWalkmanの隣にiPod touchが置いてあったのですが、サイズの違いは予想以上に極端でした。当然iPod touchに対抗するうえでモニターがより大きいことをメリットとして宣伝して売り出すという考えもありますし、現に自分もそういう考えで買った面もあります。しかし一般的な支持は得られないんじゃないかと思います。Walkman z シリーズを買うとほぼ心に決めてヨドバシに行った僕ですら、隣のiPod touchのスタイリッシュさに惹かれた瞬間がありました。
バッテリーの持ち時間もiPod touchに対抗できるレベルにしておくべきだったんじゃないかと思います。

根本的に、Walkman+Android OSという組み合わせの時点でどう作っても文句が出たと言う面もあります。
そこで機能の優先順位をつける必要があるわけですが、それがどうも上手くいかず、結果としてアンバランスな性能を持つ製品となってしまいました。はっきりとしたコンセプトを持って作ってくれた方が消費者としても買いやすい端末になったと思います。

結果として満足度の高いユーザーですら「買う人を選ぶ」「万人受けする端末ではない」「周りに薦めようとは思わない」といったような評価を下すことになってしまいました。

買う人を選ぶような端末が悪いものだとは思いません。そういうものが細かいニーズにこたえてくれるのはありがたい話です。

ただソニーの看板ブランドであるWalkmanのフラッグシップモデルが、「買う人を選ぶ」などといった評価を受けるのはいかがなものでしょうか。

個人的にはiPod touch対抗端末とテーマを絞って作るべきだった思いますし、ソニーもそれを目指していたのではないかと思います。
iPhoneやiPadに対抗する端末はたくさんありますが、iPod touchに対抗しようとするメーカーはあまりない気がします。市場の規模が違うとか、単価が安いとかいろいろあるのかもしれませんが、競争の激しいタブレットやスマートフォンに比べれば勝算のある市場だと思います。
そこにまともに参入してきたメジャーな日系企業はソニーくらいですから、そこのところは評価できると思います。

しかし製品の内容も何とも言えないものであったのはこれまで述べてきたとおりですし、投入のタイミングも遅すぎでした。

iPod touch をもっと強く意識して、とりあえず全ての要素でipod touchと比較して80点以上の点数はつけられるように作ってくれれば良かったのになと思います。
その上でtouchに比べてモニターを大きくしてみたりとか、ソニーらしく音質を向上させたり、ノイズキャンセリングに対応したりといったような形で、差別化をしていけばよかったと思います。

そう考えるとプロセッサーにtegra2などという高級品は搭載する必要はなくシングルコアの1GHz程度のもので十分でした。モニターも4.0型程度で良かったと思います(ipod touchは3.5)。逆に画面の解像度はもう少し高くてもよかったと思います。そして質量や体積やバッテリーの持続時間と相談しつつ、できるだけスタイリッシュな印象を受けるようにデザインを定めて行けば良かったと思います。
値段については同じ容量のipod touchと同程度にしたいところですが、Walkmanの場合どうしても付属イヤホンにコストがかかってしまうので+3000円~5000円くらいが許容範囲だと思います。現在の価格はそのくらいに収まっているのでクリアといえばクリアなのですが、相当値下がりした結果なので何とも言えません。

また上記のような形で作っていれば解決かといえばそういうことでもなく、そもそもこの時期までAndroid搭載ウォークマンを出さなかったことが失策でした。ソニーエリクソンが初代Xperiaを出した段階でグループとして技術的な素地は出来上がっていたはずです。はっきり言ってこんなのスマートフォンから通信機能を省いてあとは適当に調整すればひとまず完成なのですから、さっさと出すべきだったと思います。

そしてAndroid搭載ウォークマンの認知度を世間で高め、第2世代、第3世代とよりクオリティの高い製品を出せばよかったと思います。そしたら今ごろ「そもそもウォークマンシリーズにAndroid搭載機なんていらない」などといったことを言われることはなかったでしょう。第1世代を出した段階で同じことが言われたかもしれませんが、継続して出すことによってその存在が認められていくと思います。

ということでソニーには今後もこのZシリーズを継続して売り続けてほしいと思います。従来のウォークマンユーザーの戸惑いが収まり、方向性も確立してくれば名器が誕生する可能性は十分あると思います。できれば今ごろそれが登場する時期であるべきだったのですが、過去の失策はどうしようもありません。

そして最後に。Android搭載ウォークマンが今後存在感を高めていく上で「Zシリーズ」というブランド名のつけ方にも問題があると思います。「WalkmanのZシリーズ買ったんだよね」といわれても通じる人はかなり少数だと思います。「ipod touch」買ったんだよねなどと言われた時とは訳が違います。もちろん売れればそれだけ認知度は高まるかもしれませんが、「Aシリーズ」「Zシリーズ」といったようなブランド名はただの品番にしか聞こえませんし、馴染みやすいとは思えません。
具体的な案を出すと僕のセンスの無さが露わになってしまうと思うのであえて挙げることはしませんが、そういうブランド戦略みたいなのもソニーには見直してほしいと思います。

以上。長文失礼しました。
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